新刊発行のお知らせ
(ホスピス緩和ケアがつなぐメディカルヴィレッジ 筑後版)

「ホスピス緩和ケアがつなぐメディカルヴィレッジ 筑後版」は、がんなどの重篤な病を抱える患者さんやそのご家族が安心して暮らせる場所の構築を目指すメディカルヴィレッジの理念を紹介しています。
この理念は、順天堂大学名誉教授である樋野興夫先生によって提唱され、日本メディカルヴィレッジ学会を通じて、より多くの人々に知られるようになりました。
本書では、みどりの杜病院が主催した第3回(2020年)と第5回(2022年)の日本メディカルヴィレッジ学会がホスピス緩和ケアの地域展開における指針となった経緯を詳述しています。また、みどりの杜病院が開院以来13年間にわたりホスピス緩和ケアを地域社会にどのように展開してきたか、そして今後の展望についても述べています。2024年3月2日に開催された住民公開講座「このまち、この村をメディカルヴィレッジに」の内容も盛り込まれており、医療・介護従事者、患者、家族、そして地域社会にとって、ホスピス緩和ケアの重要性とその実践についての理解を深めるための一冊となっています。